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公募研究について

細胞社会ダイバーシティーの統合的解明と制御

領域略称名: 細胞ダイバース
領域番号: 4904
設定期間: 平成29年度〜平成33年度
領域代表者: 藤田 直也
所属機関: (公財)がん研究会

人体は約37兆個の細胞により構成されているが、その細胞集団は均一ではなく、組織幹細胞より分化した多種多様なダイバーシティーに富む細胞から構成されている。ダイバーシティーに富むことで、環境変化に耐えうる強靭な生体・臓器が構築・維持されており、ダイバーシティーの破綻は、各種疾患の発症へとつながることが示唆されている。

本領域では、シングルセル同士の相互作用に基づく細胞社会ダイバーシティーの形成機構解明と、生体・臓器の強靭性との相関、定量的実験データに基づく細胞間相互作用の数理モデリング、さらには数理モデルの実証といった生物学から数学に至る幅広い学問分野を融合することで、生命現象の根本に関わる組織・臓器構築の原理の解明を目指す。また本領域では、細胞社会ダイバーシティー構築に関わるキー分子の同定から、各種疾患の原因解明と制御法開発への展開も目指している。そのため、幹細胞、分化、細胞間相互作用に焦点を当てた実験系研究の研究項目A01、A01で得られた定量的実験データの数理解析を行う理論系研究の研究項目A02、A02で構築された数理モデルの検証を行う実験系研究の研究項目A03を設定し、A01からA03の融合研究を推進することで研究目標の達成を目指す。

公募研究としては、計画研究を補完する提案や、計画研究との連携によって飛躍的な成果が見込める提案に期待する。具体的には、ユニークな動物・昆虫モデルや臓器を模倣したモデルを用いた研究、細胞社会ダイバーシティーの破綻を起点とした疾患におけるジェネティック・エピジェネティックな解析やヒト疾患モデルでの研究、シングルセルレベルのオーミクス解析や超高解像度イメージング機器を用いた研究、ボトムアップ型の数理モデリングやその複雑系の数理モデルを取り込んだ新しいシミュレーションモデル確立を目指した数理研究などが挙げられる。実験系研究への応募の際は、予備的な研究成果がある実現性の高い基盤的研究であるか、挑戦的な萌芽的研究であるかを研究計画調書に記載することが望ましい。

  研究項目 応募上限額(単年度)/採択目安件数
A01 細胞ダイバーシティー構築に関わる基本原理の解明 基盤的実験系研究:600万円/3件
萌芽的実験系研究:300万円/5件
理論系研究:300万円/4件
A02 細胞社会ダイバーシティーの数理科学的解析とモデリング
A03 数理細胞社会モデルの実証

参考文部科学省HP: http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1395343.htm

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