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第24回JFCR-ISCCシンポジウムにおけるセッション 後援報告

学術集会名 第24回がん研究会―国際がん化学療法シンポジウム(JFCR-ISCC Symposium)
会期 2019年12月11日〜12日
セッションタイトル 「Tumor heterogeneity and resistance to TKI」
セッション開催日時 2019年12月12日 9:00-11:00
場所 日本科学未来館 未来館ホール
主催 (公財)がん研究会
後援 文科省新学術領域研究「細胞ダイバース」
オーガナイザー 藤田 直也(がん研究会)

国際がん化学療法シンポジウムは、最先端の研究を進めている国際的に著名な国内外の研究者を招聘して、臨床開発中あるいは前臨床開発中のがん治療薬に関する最新情報の交換を行うとともに、若手研究者の発表を通じた国際交流を図っている。また本シンポジウムでは、腫瘍組織内の細胞間相互作用解析結果などの最近のトピックスとなっている基礎的な分子生物学的な研究成果も多く発表されるため、新学術領域研究「細胞ダイバース」では、24回目となる今回のシンポジウムの中の1つのセッション(セッション3)を後援した。今回のシンポジウム全体としては、国内8名と海外 7名の演者が講演を行なったが、新学術領域研究「細胞ダイバース」の後援セッションでは、腫瘍組織内における細胞多様性とシグナル多様性、さらにはそうした多様性を考慮した治療法開発をトピックスとして、マサチューセッツ総合病院(MGH)のCorcoran先生、金沢大学の矢野先生、愛知県立がんセンターの衣斐先生が講演された。
本講演は本新学術領域研究で進めている組織内における多様な細胞の相互作用解析とその成果に基づく治療法開発研究に役立つものと期待された。また本シンポジウムでは、本新学術領域研究の計画班の分担研究者1名(がん研究会の竹本先生)がポスター発表するとともにショートトークを行なった。

(文責:藤田直也)

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